
町をみおろしながら ほっと一息
菜の花ロード(横浜バイパス、国道279号)とはまなすベイライン(JR大湊線)の間にある三保野公園は、町の中心を流れる三保川を整備して作られた町の憩いの場。芝生でくつろいだり、水遊びやスポーツも楽しめる。
■アクセス/JR陸奥横浜駅より車で約2分

厳寒の岬に立ち尽くす
その名が示すとおり、雪の吹きすさぶ中、寒さや風雪にじっと耐える姿が印象的な寒立馬。南部馬を祖先に持ち、改良を重ねた田名部馬をブルトン種などと交配し、尻屋地区独自の農用馬にしていたもので、粗食や寒さに強いのが特徴。一時は9頭まで減り絶滅が心配されたのを、有志の手によって保護が行わ…

白亜のレンガ造り灯台昔から難破岬と呼ばれている尻屋崎は本州最北東端に位置しています。
尻屋崎灯台は、明治4年に斗南藩の設置運動が具体化したため、同6年に起工し、同9年に竣工されたものです。明治9年から船舶の安全を見守りながら海を照らし続けています。レンガ造りの灯台としては日本一の高さを誇り、イギリス…

険しい岩場と雄大な太平洋
東通村と六ヶ所村との境界に位置し、太平洋に突き出た標高25m程の海食崖です。
北の尻労地区から南の八戸市種差海岸まで砂浜海岸ですが、この付近一帯が岩石海岸で、古い火山の吹越山地をつくっている玄武岩質の集塊岩や溶岩からなる岩石海岸を形成しています。
険しい断崖の上には灯台が立…

森林の中に潜む神秘の世界猿ヶ森集落から東へ約1km、海岸線から約900mの内陸部の砂丘内にあり、県の自然環境保全地域になっています。
かつて下北は、ヒバの大森林地帯でした。2,500年ほども昔から、太平洋岸に大量の砂が吹き上げられて砂丘が移動し埋没したもので、ヒバの埋没を見学することができます。
現…

荒波の中に浮かぶ
大間崎の沖合い約600mの場所に浮かぶ弁天島は周囲2.7kmの小さな島だが、弁財天が祀られ、古くから漁師に信仰されている。島には高さ37m、白と黒のストライプの大間埼灯台がある。また、野鳥の宝庫としても知られている。
■アクセス/むつ市より車で約60分(大間崎まで)

大間町と佐井村の境界にある材木山の海に突き出た西端が津鼻崎です。
10m程の断崖が1kmにもわたって続く第三紀中新世の火山岩でデイサイトの美しい柱状節理が見られます。
地域の人々が「材木石」と呼び、集落名が「材木」であることも頷けます。
また津鼻崎は「スカシユリ」の群生地で、野の花が咲き、潮風が吹き…

津軽海峡の大パノラマ
旅を愛した明治の文人・大町桂月が、晩年に、大間からの眺めを「大間崎 空と海の間に長き蝦夷が島 消えてかはりぬ漁火の影」と詠んだ歌碑が立っている。展望台からは大間の町や津軽海峡、いさり火や函館の夜景も見られる。
■アクセス/大間崎より車で約10分

仏ヶ浦は自然が織りなす造形美下北半島の西岸にある半島を代表する景勝地です。
白緑色の凝灰角礫石はおおよそ1500万年前のグリーンタフ造山運動によって出現し、100m近い高さの奇岩・怪石が2kmにも渡って連なっています。
長い年月をかけて風雨に洗われてきた自然美は、実際に目にするとそのスケールに圧倒さ…

縁結びを願う岩佐井村矢越岬の突端に二つの巨大な岩塊が海と空に向かって突き出しています。
流紋岩からなり、5~6角形の長さ2~10cmに及ぶ長い柱状節理を見ることができます。
男女が向き合う様子と伝えられる二つの巨大な岩は、写真右側が男岩・左側が女岩と言われています。
ここには祠が祀られ、古くから信仰…