「下北ジオダイニングin尻屋崎」を開催しました
【下北6市町村連携プロジェクト「下北ジオ・ガストロノミー・ツーリズム」】
下北半島の大地(ジオ)が生み出した美しい景観と、大地(ジオ)と人が育んだ素晴らしい食を融合させる下北ジオ・ガストロノミー。
「下北ジオダイニングin尻屋崎」を開催しました
■開催日:令和元年9月22日 16:00~18:00
■会場:青森県東通村 尻屋埼灯台側 特設会場
■両日24名様限定(完全事前予約制)
世界のシェフと下北のシェフがコラボ
『フレンチ割烹 ドミニク・コルビ新橋』ドミニク・コルビ氏 Dominique Jean Louis Corbと、地元シェフのコラボにより、下北半島の食材をふんだんに使用した創作コース料理5品を提供しました。
ドミニク・コルビ氏 Dominique Jean Louis Corb
1965年パリ生まれ。1994年に来日し「ラ・トゥール・ダルジャン」エグゼ クティブ・シェフに。日本の食文化や食材に深い興味を持ち、良質な食材 を探求しつつ、伝統のフランス料理をベースとした「日本のフランス料 理」の発展に力を注いでいる。また、各地の生産者と協力した商品開発も 多く手がけ、今回は、下北のシェフとの共同作業で、スペシャルレシピを 開発。〈当日は下北のシェフチームが提供〉
当日の様子を写真でご紹介します
日本最古のレンガ造りの灯台「尻屋埼灯台」
真っ白な姿が美しい
今回のテーブルセットは「青森ヒバ」のプレートに、小さな「松」。
お箸も青森ヒバを使用しています。
東通村・下北地域の旬の食材を使ったメニュー
全国的に有名な『大間の本マグロ』をはじめとして、アワビ、ヒラメ、タコ、ホタテ、海峡サーモンなどの海産 物、出荷利用が少なく希少な「東通牛」、東通そば、ブルーベリー、夏秋イチゴ、一球入魂カボチャなどの農 産品。さらには、下北ワインや東通村の地酒「祈水」、斗南丘牧場乳製品など、多様な下北半島の地域産品を ご用意し、ダイニングメニューに仕立てる。東通村での開催に向けて、ドミニク・コルビ氏が現地を視察し育て方作り方を知りその目で舌で選んだ食材が使用された。今回はメニュー表に、そんなコルビ氏からのメッセージも書き加えられた。
当日は地元のシェフチームがおもてなし。
キッチンテントのシェフの連携で料理が仕上がっていきます。
写真左から、
『東寿し』 板長 柿本泰平氏
『ログレストラン南川』 オーナーシェフ 南川直樹氏
フレンチ&イタリアン『アグレアーブル』 オーナシェフ 竹川克範氏
『Restaurant & Wine bar パザパ』 オーナシェフ 新保敬仁氏
本州最北の酒蔵「関乃井酒造」の日本酒と、本州最北のワイナリー「サンマモルワイナリー」の下北ワインは必須。
「祈水(きすい)」は東通村限定の希少な銘柄です。
『津軽海峡の海の幸盛り合わせ 海峡サーモンマリネ・天然ヒラメ昆布〆・水蛸の 有機レモンヴィネグレット』
コルビ氏▶津軽海峡の旬の味をアミューズにしました。 素材の旨さを引き立てた3種。 海峡サーモンの美味しさに触れ、現在私のお店でも使っています。
『大間まぐろのタルタルと下北産の野菜と海藻 特製3種のソース(ハーフマヨネーズ・フレンチドレッシング・バルサミコ)』
コルビ氏▶下北の大自然の豊かな恵みを感じる一皿。 大間まぐろのタルタルの食感を3つのソースでお楽しみください。 季節の野菜と海藻を添えて。
『帆立貝柱のポワレと鮑のコンフィ 東通そばのアクセント白ワインソースと鮑の肝ソース』
コルビ氏▶帆立と鮑の食感を生かした一皿。 白ワインと鮑の肝ソースが旨味を引き立てます。 東通そばとクリームソースの相性もお楽しみください。
『東通牛ランプ肉のロースト 天然きのこと秋野菜 じゃがいものピューレ添えフォンドボーソース』
コルビ氏▶東通牛は都内に出回らない希少な牛肉です。 脂の少ないランプをつかっていますが、良質で火の入り方が良く、 肉の旨味をお楽しみください。
『斗南丘牧場の牛乳アイスクリームブルーベリーソース』
コルビ氏▶釜臥山を望む斗南丘で、のびのびと育まれた牛たちの 新鮮な牛乳のみを使用した斗南丘牧場のアイスクリーム。 地元ブルーベリーソースを添えて。
デザートが提供される頃には、陽が沈みはじめ、灯台に灯りがともる。
さらにお客様にはサプライズで、今夜は特別に灯台をライトアップ。
通常は立ち入れない夜の尻屋崎。
会場のライトと、灯台のライトアップで幻想的な空間となりました。
御来場頂いた皆様誠にありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。